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田中医師が久住で行われた学習会にて講演

11月28日(水)に久住町の久住公民館にて、アクティブヘルスOB会、やまびこ会主催の学習会が開催され、大腸・肛門外科部長の田中栄一医師が「大腸がんについて ~検査・治療・予防等」と題して講演を行いました。

講演ではまず竹田市役所の保健師の方から、竹田市の統計データを元に出生や死亡、がんの発生部位別による死亡数等の現状や検診の受診状況のお話がありました。

田中医師の講演では大腸の基本的な役割や仕組み、大腸がんについて、検査の方法、そして検診の重要性を説明しました。また大腸・肛門外科の「① クリーンコロンを目指す ② 2年は連続して内視鏡検査を」という方針もお話し、「検診を積極的に受けましょう! 便潜血検査で陽性なら、必ず精密検査を受けましょう! 精密検査としては、全大腸内視鏡検査 (※) をおすすめします。」とまとめました。

質疑応答では、検診はどのくらいのペースで受ければ良いのか?全大腸内視鏡検査の際の違和感は?どうすればその検査が受けられるか?先日検診で受けた検査との違いは?といった質問が寄せられました。

※全大腸内視鏡検査とは

肛門からバリウムを入れX線撮影する下部消化管造影検査(注腸透視)や、直腸・S状結腸までを内視鏡(カメラ)で見るS状結腸内視鏡検査と異なり、大腸全体(直腸・S状結腸・下行結腸・横行結腸・上行結腸)を内視鏡で確認する検査です。

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