臨床検査科
臨床検査科では主に生理機能検査を行っています。生理機能検査は患者さんの身体を直接検査するもので、12誘導心電図検査、長時間心電図検査、超音波検査などがあります。
12誘導心電図検査は、心臓の動きにより起こった電気的興奮を活動電位の変化として波形に記録します。不整脈や虚血性心疾患の診断に重要な検査です。また、この12誘導心電図ではとらえることの難しい一過性の不整脈や狭心性発作に対してはホルター型心電図検査を行い、心電図変化を長時間記録します。
超音波検査は、高い振動数をもつ音波をプローブから出力し、体内の組織の反射信号によって体の中をモニター画面に映しだしてさまざまな疾患を診断します。当院では、心臓・腹部・頚部・下肢血管の超音波検査を行っており、検査に痛みや苦痛はなく何回繰り返しても体に悪影響を及ぼすことはありません。
また、健康診断で高脂血症を指摘された方やコレステロール値が気になる方には、超音波検査を含めた30分程度の動脈硬化の検査を行っていますのでご相談ください。
これからも地域医療へ貢献すべく、検査内容の充実とレベルアップに努めていきます。
検査業務
- 超音波エコー(下肢・腹部等)
- 血圧脈波検査
- 内視鏡検査等